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Posted by あしたさぬき.JP at

2009年06月23日

TVドラマ「刑事一代」渡辺 謙さん描いてみました

おはようございます。

今日は、渡辺謙さん描いてみました。

6月20日(土)21(日)と2夜連続で放映された
「刑事一代」平塚八兵衛の昭和事件史ご覧に

なりましたか。さすが渡辺謙さん見ているうちに
その演技に吸い込まれてあっという間に時間が

たってしまいました。


渡辺謙
[鉛筆+色鉛筆]






今日の気になるTVドラマは、
「刑事一代」です
渡辺謙さんの主演で
昭和の名刑事平塚八兵衛の足あとをドラマ化。


[ストーリー]

平塚八兵衛は、警視庁捜査一課で
“捜査の神様”とまで呼ばれた、

警視庁きっての昭和を代表する名刑事。
自らの足で情報を稼ぎ、命がけで犯人とぶつかり合う

職人気質の刑事で、事件解決に凄まじいまでの情熱を燃やし、
上司と喧嘩沙汰を起こすこともしばしば。

”落としの八兵衛””ケンカ八兵衛””鬼の八兵衛”などの異名を持ち、

そのキャラクターは多くのテレビドラマで
主人公刑事のモデルになってきたと言われている。

手掛けた事件は殺人だけで124件。
戦後日本の犯罪捜査の最前線に立ち続け、

『帝銀事件』・『下山事件』・『吉展ちゃん事件』
『三億円事件』など、戦後事件史を飾る大事件のほとんどを担当した。

主人公・平塚八兵衛が最も活躍したのは
「吉展ちゃん事件」。社会現象ともなった

戦後最大の誘拐事件で八兵衛は
上層部が捜査打ち切りを決定する中、

上司の命令に背いてまで取調べを続け、
期日ギリギリで犯人を自白に追い込んだ。

何気ない犯人の一言から矛盾点を見出し、
そこから犯人を畳み込む展開はまさに現在の刑事ドラマの原点。



[第一夜]

昭和50年10月。新聞記者・岩瀬厚一郎(小泉孝太郎)と
新米カメラマン・吉崎真由(相武紗季)は

緊張の面持ちで一人の初老の男の背中を見つめていた。
この男こそが「落しの八兵衛」「ケンカ八兵衛」

「鬼の八兵衛」など数々の異名を持ち、
「捜査の神様」とまで呼ばれた名刑事・平塚八兵衛(渡辺謙)であった。

戦後間もない日本を震撼させた「帝銀事件」
科学捜査の信憑性が問われた「警備員殺人事件」

そして戦後最大の誘拐事件と言われている「吉展ちゃん誘拐事件」。
それらの事件の捜査に文字通り体ごとぶつかり、

解決に心血をそそいだ八兵衛だったが、
9ヶ月前「三億円事件」の時効成立を前に突然、

退官。波乱に満ちたその刑事人生を振り返ってもらおうとした岩瀬だが、
八兵衛は背を向けたままだった。

「俺たちにはよ、100点か0点かしかねえんだよ。
80点とか90点とか、そういう中途半端な点数は俺たち刑事(デカ)にはねえんだよ……」。

希代の名刑事と呼ばれた男の生きざまとは、いったいどのようなものだったのか。

八兵衛が刑事になって9年目にその事件は起きた。
昭和23年1月26日、帝国銀行椎名町支店で

東京都防疫班の名を騙った男が行員に毒を飲ませ、
現金を盗むという事件が発生。いわゆる「帝銀事件」である。

八兵衛は当時の捜査の主流だった聞き込みを中心とする
「地取り」ではなく、犯人が残した名刺を徹底的に調査することを主張。

それが上司の反感を買い「名刺班」という閑職部署に配置されてしまう。
しかし、名刺班のメンバーと協力して配られた名刺の行方を徹底的に洗い直し、

最終的に容疑者である平沢貞道(榎木孝明)の逮捕に多大な貢献をするのであった。

 昭和33年9月11日、銀座そごうデパートの倉庫で
警備員が刃物で刺され死亡する。

捜査にあたった八兵衛は現場に残された
二つの湯飲み茶碗から顔見知りによる犯行と断定。

事件当日に会社を休んでいた運送会社の運転手、
森川剛三(杉本哲太)と影山五郎(宍戸開)に詳しい事情を聞く。

事件があった日の夜、妻の看病をしていたという森川に対し、
影山にはアリバイがなかった。誰もが影山を疑う中、

八兵衛はただ一人「影山はシロ」という自分の直感に従い、
相棒の石崎(高橋克実)と共に捜査を継続。

防水加工を施したレインコートに付着した血液を
洗い流す実験で科学捜査の盲点を指摘すると共に、

森川の偽証に加担した妻・八重子(余貴美子)の自白を引き出し、
事件を解決へと導いた。

 昭和38年3月31日、東京都台東区の公園で
当時4歳になる男の子・吉展(よしのぶ)ちゃんが何者かに誘拐される。

これが戦後最大の誘拐事件といわれる「吉展ちゃん誘拐事件」である。
警察は捜査本部を設立し逮捕に全力を注ぐが、

犯人に身代金を奪われるという失態を演じ、
それ以降、犯人からの連絡は途絶えてしまう。

事件から2年後、捜査本部に招集された
八兵衛は容疑者リストの中にあった小原保(萩原聖人)という一人の男に目をつける。

「いいか八兵衛、難しいぞ……引き時を誤るとおまえのクビだけじゃ済まなくなる」。
八兵衛を気づかい、そうアドバイスする加山(柴田恭兵)。

はたして彼の言葉の意味とは……。
 
取調室から出て来る小原。その姿を黙ってじっと見つめる八兵衛。
「正直怖くなった……なんだか分かんねえけど、怖くなったんだよ……

この時から、小原との戦いは始まった……」。



[第二夜]

「吉展ちゃん誘拐事件」の容疑者として
小原保(萩原聖人)を洗い直すことになった八兵衛(渡辺謙)は、

小原のアリバイを崩すために石崎(高橋克実)と
共に小原の故郷である福島へと向かう。

犯行当日と最初の脅迫電話があった日、
小原は福島で複数の人間によって目撃されていたからだ。

しかし、八兵衛たちの綿密な捜査により、
次第に小原のアリバイが崩れていく。

「このたびは保がご迷惑をおかけすて申し訳ごぜえません……
保を産んだオラを許して下せえ……どうか、どうか……」。

最後に訪ねた小原の実家で聞いた
母・トクの悲痛な叫びに胸を締めつけられ東京に戻った八兵衛。

だが、課長代理の尾藤(大杉漣)から取り調べに
残された期間はわずか10日間であることを告げられる。

八兵衛はあらためて小原に関する情報を
どんなに些細なことでも頭の中に叩き込み、取り調べに備える。

 小原の取り調べが始まった。
あくまでも自分は何もしていないと、

のらりくらり証言をはぐらかす小原。
少しずつ焦りと疲労が募っていく。結局、

期限の10日を過ぎても小原は自白をすることはなかった。
翌日、小原の声紋鑑定をするために彼の声を録音せよとの命令が下る。

雑談の中で緊張感が薄れた小原はふと、
2年前、日暮里で起こった大火事を山手線の中から見たと口を滑らす。

ほとんどあきらめかけていた八兵衛だったが、
そのひと言を聞き逃しはしなかった。もしそれが本当なら、

最初の脅迫電話があった日、小原は福島ではなく東京にいたことになるからだ。
これまでに調べたアリバイの矛盾点を一気に叩き付ける八兵衛。

「おっ母さんのためだろ……おふくろに申し訳ねえと思ってるんだよおめえ
……だけどよ、保、おめえ間違ってるよ……罪を認めて、

まっとうな真人間になることだけが、おまえに残された道なんだよ……」。
そう言って八兵衛は、涙をこぼした。

「………………やりました………誘拐して……僕が……お金を……」。
小原は泣き崩れながら犯行を自供。こうして事件は解決したのであった。

 吉展ちゃん誘拐事件解決から間もなく、
苦楽を共にした盟友・石崎が病に倒れる。

「どんな事件(ヤマ)かな。次におまえらと組むのは……」。
見舞いに来た八兵衛と草間(山本耕史)に笑いかける石崎。

しかし、吉展ちゃん誘拐事件の警察功績賞が贈られた半年後、
石崎は帰らぬ人となった。

 昭和43年12月10日、東京都府中市で三億円を積んだ
銀行の現金輸送車が白バイ警官を装った男に車ごと強奪されてしまう。

日本の犯罪史に残る大事件「三億円事件」である。
証拠品や目撃情報はたくさん寄せられるものの、

なかなか進展しない捜査状況を打開すべく呼び出された八兵衛。
犯行当日は豪雨で、目撃者がヘルメット姿の犯人の顔を

はっきりと見たかどうか疑わしく、
八兵衛は錯綜する膨大な目撃情報が逆に

捜査の妨げになると判断。
手配中のポスターから犯人のモンタージュ写真を外すことを提案する。

しかし、すでにデータ重視の近代捜査の波は否応無しに押し寄せていた。
「時代がどんなに変わってもな、事件を起こしてるのは人間なんだよ!」。

「だからその人間が変わったんです!」。
かつて小原保の取り調べで苦楽を共にした草間が叫ぶ。

最後まで自分のやり方を貫こうとする
八兵衛の眼は決して輝きを失わなかったが、

時効を9ヶ月後に控え、
八兵衛はあれほどまでにこだわり続けた現場を自ら去っていった……。


岩瀬(小泉孝太郎)と真由(相武紗季)と共に福島を訪れ、
ある墓に案内された八兵衛は、墓の横にある土盛りを見つめる。

それこそがあの小原保の遺骨が埋められている場所だった。
「私は真人間になって死んでいきます……」。

八兵衛が三億円事件を捜査している途中、
その言葉を残して彼は刑に服し、この世を去っていったのだ。

「そうか……母ちゃんと一緒に入れてもらえなかったんだな……
悪かったな……すぐ来てやれなくて悪かったな……悪かったな……」。

そう言って土盛りに顔をうずめる八兵衛。
だが、彼はすぐさま立ち上がると、そのまま黙々と歩いていく。

人の想い、時の流れ……すべてを受け止めて進むその後ろ姿には、
希代の名刑事・平塚八兵衛の生きざまがしっかりと刻み込まれていたーー。




[キャスト]

平塚八兵衛:渡辺 謙
平塚つね :原田美枝子
石崎隆二 :高橋克実
加山新蔵 :柴田恭平
尾藤和則 :大杉 連
草間毅彦 :山本耕史
小原 保 :萩原聖人


公式サイトより


[スタッフ]

原作 「刑事一代 平塚八兵衛の昭和事件史」

脚本 長坂秀佳
   吉田昌弘

監督 石橋 冠

音楽 吉川清之



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